ベトナムでの消防局(PCCC)の組織改正が行われた事で、
以前の消防局で正式に許可を得ていた外資系企業での
罰金、追加設備の設置指示が多発し、混乱を招いている。
昨年に設立され、消防許可を正式に得た企業であっても
停電時のスプリンクラー用ディーゼルポンプの設置だけでは不十分との事で
発電機を別途設置する必要があり、設置していない為、罰金が発生すると
指摘を受けるような状況である。
新しく赴任した消防局長が、他の省庁からの移動であるという事もあり、
法律の解釈等にずれが出てきているのがこの背景にあるようである。
また、日系企業の賄賂にて日本側で摘発されたケースを非常に気にかけており、
今後日系企業に対しては、完全に法令を適用した状況にて
曖昧な状況で妥協をする事が無いようにしていくとの指示がでているようである。
今後の監査ではスプリンクラーの設置や、貯水タンクの増設等
さまざまな追加費用が見込まれる事になる。