薬品を外部の倉庫に預けている工場は多く、これまでは商取引の取り決めという位置づけでした。2026年からは違います。ベトナム化学品法 第69/2025/QH15号が、化学品の保管を請け負うこと自体に許可を求めるようになりました。
同法 第14条がはっきり定めています。条件付き化学品(hóa chất có điều kiện)(第2項b号)または特別管理化学品(hóa chất cần kiểm soát đặc biệt)(第3項c号)を保管する組織・個人は、次のどちらかでなければなりません。
つまり、どこの倉庫でもよいという状態ではなくなりました。預かる側が自分でこの証明書を持っている必要があります。
法そのものの施行は2026年1月1日です。ただし第14条第5項の保管サービス適格証明書の規定だけは施行が遅く、2026年7月1日からです(第47条第2項)。証明書の有効期間は交付の日から5年です(第14条第6項)。
倉庫を選ばれるときは、証明書の番号と有効期限をそのまま聞いてください。あわせて、御社の薬品の区分がその証明書の範囲に入っているかもご確認ください。
第14条第1項は、自社倉庫か借りた倉庫かを問わず、保管する者すべてに適用されます。
禁止化学品はさらに厳しく、第14条第4項により専用の倉庫、または化学品倉庫の中の区画を分けた場所で保管し、台帳を作らなければなりません。
これまで法的な責任はほとんど荷主側にありました。保管を請け負うこと自体が許可制になったことで、契約前に確かめることがひとつ増えた一方、預け先が施設・安全書類・専門的能力について行政の審査を受けているという裏づけも得られます(第14条第5項b号)。
バクニンの危険物倉庫は、化学品保管サービスについて証明書 1198/GCN-UBND(2026年9月25日交付・2031年9月18日まで有効)の交付を受けています。倉庫面積は2,404.6 m²(第1倉庫・第2倉庫)です。
この記事は規定の要点をまとめたもので、法令そのものに代わるものではありません。個別の案件にあてはめるときは、化学品法 第69/2025/QH15号および政令 第24・25・26/2026/NĐ-CP号の原文をご確認ください。